出づ
るりるりと、鳴く小鳥がおったのよ。
小さな苗木に留まっていた。
不思議なことに、泉の中にその苗木はあったもので、
落ちてはいけないと小鳥に言った。
「その木は小さいから他の木に行きなさい」と。
どこへ。
他に木などありますでしょうかと、
小鳥が私にきいているようだった。
私は見渡した。
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カテゴリー: 詩・短歌
投稿日時: 2025/11/24 8:36
最終編集日時: 2025/11/24 8:48
歩道橋
しがない歩道橋です。通られる際に、眼下の作品を見ていってくだされば、と。