エイプリルフールの告白は

エイプリルフールの告白は
「私、あなたが好きです」 彼女は俺をまっすぐ見て言った。彼女とは意外と長い付き合いで、俺は最近彼女に好意をよせていた。 「お、俺でよければ、、、」 「なーんてね」 え?と、彼女の言ったことに、理解が追いつかず、俺の頭の中はぐちゃぐちゃだった。 「エイプリルフール、去年の仕返し。今日をずっと楽しみにしてたんだ」 あ、、、と、俺はつぶやいた。 去年、俺がまだ彼女が好きという感情がなかった頃、俺は、ただのイタズラ気分で、エイプリルフールに彼女を同じようにだましたのだ。あの時、彼女は泣いていたと思う。だが、今は、 「去年のだまされるまでは、、、すきだったんだよ。」 仕返し出来てよかった。そう言って彼女は去っていった。その後ろ姿に俺は何とも言えない後悔と悲しみの感情しかなかった。
いちの
いちの
中二です₍ᐢ ɞ̴̶̷.̮ɞ̴̶̷ ᐢ₎​