セレネーヌ仮面 第25話

セレネーヌ仮面 第25話
 この物語は主人公たちの周囲で次々と起こる不思議な出来事に巻き込まれてしまうお話です。  なお、この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名所などは架空であり、実際のものとは関係ありません。そのことをご理解の上、お楽しみください。  そして金曜日の昼頃、圭太はカウンセリングの帰りで何気にIBSの前にいた。  (…何度も夢に出る君がケイなのか?君は光の中で消えてしまった。それを見ると心が絞めつけられるように苦しくなる。これが声を失った原因なのか?なぜ僕はそこまで君を〜)  などと思っていると晶が出社して  「圭太、この前は悪かった。あんなこと言って〜阿部さんに言われたよ。記憶と向き合わないと声を取り戻せないと〜それで、どこまで思い出せたんだい?」  と言うと圭太は振り返って  『とりあえず年末まで思い出した。だけどケイという者に関しては何も思い出せていない。それでも必ず思い出して声を取り戻す。ケイという者の繋がりを見つける。』  「そう、それは君にとって辛いことになる。だけどそれを乗り越えて未来に向かってもらいたい!それがケイの願いでもあるんだから〜」
Lucifer
Lucifer
子供の頃の夢は小説家や脚本家になりたかったけどなれなかった普通のおばさんです。1981年2月17日生まれのA型です。 それでLuckyFM茨城放送リスナーと茨城ロボッツブースターをしているめっちゃくちゃ気まぐれで多趣味な性格です。