二話「償い」
(はぁ…もう朝なのか…俺、九条真斗っていうんだけど…俺は50体以上の悪霊に憑かれまくっている超絶不幸な人間なんだよね…まぁ、そのせいで悪夢と金縛りで寝れないんだよな……しかも、毎日…)
自分の身体にブツブツと愚痴を言いながら今日も身体を起こし、洗面所へ向かう。
洗面所で身支度を整えていると階段を下る音が聞こえてくる。
「お兄ちゃんおはよー!」
(朝の挨拶をかわしてくる妹。いつもと違うところは昨日泣き腫らしたからか目元が赤いことか…)
「おはよう詩織!目…大丈夫か?」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/7/21 17:04
最終編集日時: 2025/8/6 17:43
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
拓未