『既読がつかなくなった日』

 美咲とのLINEは、呼吸みたいなものだった。  「眠い」  「わかる」  「今日の英語むずくない?」  「それな」  中身なんてない。意味もない。なのに、気づけば一日の終わりはいつもそのやり取りで締めくくられていた。  高校三年の春。席替えで隣になってから、自然と会話が増えて、いつの間にかLINEを交換して、いつの間にか毎日連絡を取るようになった。
獅勇
獅勇
はじめまして だいぶ下手ですが良い作品を書けるように頑張ります!