突発的妄想劇場 第八夜

突発的妄想劇場 第八夜
「チキュウジン ヨ…  センソウ ノ ジカン ダ!」  ある日、外宇宙の何処ぞから忽然と飛来し、地球人類に一方的に戦線布告した異星人。  後に『EGGY(エギー)』と呼称される彼らは、全身が卵の殻状の外骨格に覆われた、犬猫ほどのサイズの異形の生命体だった。  その殻の強度はまさしく卵のように脆く…  当然のごとく、彼らは激弱だった!  どうしてこれで地球に戦いを挑もうと思ったのか定かではないが…  赤道付近に飛来した、まさに巨大な卵のような彼らの母船はあっさり撃墜されて超巨大なスクランブルエッグと化し…  母星に帰還する手段を失った数十億名もの彼らは、なす術なく地球人類の奴隷と化した。
のりたま
のりたま
何ヶ所かの小説サイトやアプリで試し書き中。 愛用のエディターで書いた文書をコピペすると文字化けすることが多くて悲しいグッスシ。