太陽の下で。〜月映えの晩餐side story〜
我々は知らない。
あの温もりも輝かしさも。
人間たちが希望の光とする太陽というものが、我々にとっては月なのだ。
陽光を浴びればこの身が滅ぶと本能的にわかる。
「ヴァンパイア」として抱える宿世だということは重々承知だ。
だが、もし我々の存在が消えるときが訪れるならば。
その眩い光の下で、踊るように散って逝きたい。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/4/4 3:42
おもち
こちらでの寄り道は如何ですか?🍀🕊
ここに辿り着いてくれた貴方のお気に召すお話があれば幸いです✨
短編小説サイトPrologueでも投稿しています📚