BELL 13. Rock N Roll 1

BELL 13. Rock N Roll 1
---夏の終わり 「アタシにとってはそんな音、ノイズにすらなりゃしねえ!」 骨、器官、筋肉、その体全部が、きっと楽器なのだろう。 鼓膜が破れるほど大音量で激しくレスポールを掻き鳴らす翠里の姿は、とても言葉では言い表せないほどに、いみじくも、まるでスーパースターのように、かっこよかった。 「殴られた」 「だから殴った」
つばめ
つばめ
活字中毒 お酒と煙草が好きな成人済。 食えねえ文章ばっか書いてます。 素敵な人だけふぉろすることにしました。おべっか使えないんで。好きなひとにベタベタくっつきます。 オタクじゃないけどオタクみたいな話し方してしまう病。あとこころの病持ち。夜になると黒くなります。気に障ったらごめんね。悪気はないからタチ悪いね。悪いようにはしないんで よろしゅうお願いしやす Novelee:: 2024.08.22-