メモリ

「もう限界」、ある日ふとそう思った。 気づいたら都会の真上。あたりは鈍い灰色に沈み、あまりにも、底抜けに明るい空の青と対照的だった。 消えるということは、周りに迷惑をかけるだろうか。……いや、散々私に迷惑をかけてきた周りが今更何を「消えるな」というのだろうか。 「あなたのため」?ふざけるのも大概にしてほしいものだ。そのたび我慢して傷ついてきた。ずっとそんな人生だった。 「あなたより辛い人はいくらでもいる」。何を根拠にそんなことを言うのか。誰かが誰かの痛みを全部わかってやることはできないのに。自分にとっては致命傷のような痛みだって、その一言で全て蔑ろにされてきた。 「病みアピールやめて」。何故アピールだと決めつけられなければならないのだろう。苦しくて必死に相談したのに、返ってくるのはそんな言葉ばかり。
雑草
雑草
不治の厨二病 出戻りました、以前誰だったのかは聞かないでくれると助かります。 アイコンは自分で描きました