無知な少年

私は元々目が見えなかった 私の一番の頼りは白杖だったんです “ガゴッ” やばい、誰かに当たった どうしようどうしようという不安で頭がいっぱいなりました 「す、すみません、少し避けて貰えますか、?」 (し、静か?) 「お姉さんなんで杖なんかついてるの?どこか痛いの?」 私はかなり幼い声がしてつい言ってしまいました 「あ、あ。えと君今いくつ?」
令上
令上
気ままに投稿