小説『蜜の檻(みつのおり)』

第一章 希望という名の罠  本多(ほんだ)みつこ、三十九歳。  夫を職場の過労で亡くして、はや三年が過ぎようとしていた。  中学一年生になった息子・優心(ゆうしん)を育てながら、みつこはようやく「人生を立て直す入口」に立っていた。  父の介護のため大学を一度中退し、その後は結婚、出産、夫の激務、そして死。
光輝-kouki-
光輝-kouki-
社会派、ノンフィクションが好きです。日常の生活の中で、ふと頭に浮かぶ文字を小説へと書き起こしてみました。 初心者です。 どうぞよろしく