輝きの先に(7)
そんな時、ふいに頭をうちわで叩かれた。
振り向くと、千晃がいた。
「ドンマイ。最後まで諦めずにゴールしたことに価値があるから。」
「…。」
「けが、このまま放置しても痛いだろうから一緒に救護テントに行こう。保健委員だし。」
「そうだね。」
彼の優しさに救われた気分がした。
「けが人です。」
「あら、明日香さん…」
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文字数: 447
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2022/11/22 12:38
最終編集日時: 2022/11/23 2:43
海津渚
海津渚です!
読んでくれるだけでうれしい。
いつもありがとう!
5/18/2022〜