『未使用の感情』
第三章
外に出たはずなのに、しばらく現実に戻った感覚がなかった。
雨は降り続いている。街灯も、アスファルトの匂いも変わらない。
それでも、世界との間に薄い膜が一枚挟まったような違和感があった。
帰宅してからも、その感覚は消えなかった。
シャワーを浴び、濡れた服を洗濯機に放り込む。
いつもと同じ動作なのに、意識が半拍遅れて追いつく。
胸の奥で、あの鈴の音が鳴る。意識しなければ聞こえないほど、小さな音だ。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/3/14 10:06
獅勇
はじめまして
だいぶ下手ですが良い作品を書けるように頑張ります!