第三十話 反撃
エルさんの魔法によって不死鳥の亜人が倒された。残りはミノタウロスの亜人のみ。
俺はチェンソーを構え、奴との間合いを一気に詰めた。ミノタウロスの亜人は俺の存在を気に留めていないはずだ。おそらく、戦闘力が極めて低いと推測されているからだ。だが俺も元を辿れば軍人。レイには負けるがそれなりの体力とポテンシャルがあるというものだ。
俺はチェンソーを振るい、奴の体躯を切り裂こうとした。しかし後一歩のところで奴に勘付かれてしまい、手斧で攻撃を抑え込まれてしまった。チェンソーと手斧が火花を散らしながらぶつかり合う。
「なんだ、てめえ」
「ジニアの一員だよ。あんたの敵さ」
「チッ、また雑魚が増えやがった。こっちは相棒がやられてむしゃくしゃしてんだよッ。ぶち殺すぞ。人間風情が」
「はッ、その人間風情に足止めされてるようじゃあ、お前もまだまだだなあ」
「んだとッ……」
次の刹那、奴は斧をチェンソーに沿わせて俺の喉笛を引き裂こうと動いた。俺は咄嗟にチェンソーを蹴り上げて斧の軌道を逸らし、奴の猛攻を回避することに成功した。
この亜人。『簡易亜人化手術』によって生み出された者ではないと考えられる。変身能力があるとすれば、必ずどこかで亜人態の持続時間が途切れる。だがこの亜人にはそれがない。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/6/4 13:00
白崎ライカ
アニメ、ファンタジー、剣戟アクションが好きです。
自分の好きな時に書いてるので、
不定期投稿です。
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使用しているイラストは画像生成AIで作成したものです!
カクヨムでも連載を始めました!
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