あかるい花園
爽やかな秋風が吹く頃。
夕日に染まるビル群とベランダのナデシコとススキが銀色の穂を揺らし、秋の雅な演出を醸し出してる姿を窓ぎわのソファーに座り、ウィローパターンのティーセットで紅茶を飲みながら黄昏てる頃だった。
突然ゲイ友達の航平さんから、「久しぶりに二丁目で飲まない?」とLINEがきた。
俺も暇だったから、即返信をし、「オッケー」と返した。
航平さんとは二丁目のいつものようにバーで顔を合わせてるうちに、いつのまにか飲み友達みたいな関係になっていた。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2024/9/1 17:05
最終編集日時: 2024/9/6 15:35
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
前田 芍葉