風太郎と曽利文彦の曲亭馬琴

前節 一応、曽利監督製作の「八犬伝」の評である。大変感銘を受けた作品なので、まとまった物を残して置きたいと思う。 喜んで観ている内にあっという間の二時間超え。脈絡のない、「個人的な思い入れ」って書いてる時は楽しいけど、他人様には余り益にならないこともあるので、ミーハー的感想と思索を重ねた論考(の様な物)を原作に倣って二部構成でまとめてみよう。 まずはミーハーの部。気に入って拍手しそうになった箇所をランダムにお送りします。 ミーハーの部 ⭐︎ 特撮とCGはこの監督の特徴と得意分野なので期待感が高まる。最初の大犬(八房)が出てきて、ある程度この映画の成果が予測できた。予算があったらもっとイキイキとした画像になったと思うのだが、方向性としてはコレで合格。
ヨーイチ