そして、僕らは永遠となる

そして、僕らは永遠となる
晴れ切った空の下。1人の少女が歩いていた。 少女には、1つだけ叶えたい願いがあった。それは、ある記憶を永遠に忘れること。 その出来事を思い出すと、涙が溢れてくる。でも、あの記憶を忘れることはできなかった。 ある夏の日を描いた、少年少女の涙の感動短編小説。 「あのね、私人殺しちゃった」 私は泣きながら幼馴染の海里(かいり)に打ち明けた。 「学校でね…クラスの子が川に落とそうとしてきたの。だからイラッとして、私も押しちゃった…!そしたら、落ちちゃって、死んじゃった……」 海里は私の話に、真剣に耳を傾けてくれた。 「そっか、それで今、明花音(あかね)はどうしたい?」
よる
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