ジャノメエリカの木製庭園 第二話友人(仮)

ジャノメエリカの木製庭園 第二話友人(仮)
※初めに、この話は題名にある通りジャノメエリカの木製庭園の第二話です。1話目を読んでからお読みください… それは3ヶ月前のことだった。私は石館桜中学2年生。今は学校に行っている姉さんのことを待ちつつ、家の掃除をしている。暇だからだ。 「ねぇちゃん、チョコレートどこに隠したのさ。」 黒く長い髪をいじりながら歩いて来る不機嫌そうな少女は菊だ。 「私は言わないよー?だってあんた今日だけで何個食べてんのよ。言ってみ?」 深い溜め息の後うるさそうに手を振りつつ菊はリビングの椅子に座った。 苦笑を浮かべた後掃除機をかけつつ、私は考え事に浸った。菊とは同じ時に生まれた「らしい」のにねぇちゃんとは慣れないものだ。…らしいとは私は実は記憶喪失なのだ。 小学校1年生の秋、事故にあったらしい。そんな小さい時に事故にあってよく怪我もなくいれたなとは思ったが、あまり詳しくはない。きっと医者の腕が良かったのだろう。 そんなことを考えつつ掃除をしていると玄関の扉が開いた。
若葉楓
若葉楓
始めたばっかの人です。仲良くしてください。 (何もわかってないです)