夢のなかで、

「夜が怖いのかい?」 何処かから心地良い声が聞こえてきた。 あまい、あまーいクッキーみたいな声で。 ぼくの意識はわたあめみたいにふわふわで。 「……ふわふわしてる? なら、そのままで。おいで、ボクと遊ぼう。」 声が聞こえる。僕は手を取った。
星々のモノローグ。
おもちゃ箱の中。