コード:ジニア 第八十四話「制定」
「『人と亜人の不可侵の法律』……ですか?」
終業時間の店内に集められた僕達は総じて耳を疑った。エルさんからまさかそのような提案がされるとは思ってもみなかったからだ。
僕は気付けば彼女にそう訊き返していた。
「ああ、そうだ。互いに争わないという不可侵の法律が制定されれば、きっと今よりも人と亜人の争いは減少する。『人と亜人の共生』に大きく近づくんだ。《暁の会》を倒してからずっと考えていた。もっと早くこうするべきだったんだ」
確かに不可侵の法律が制定されれば、人と亜人の争いを強制的に無くすことができる。罰則があればテロ行為を起こそうとする反乱分子を抑制することに繋がるのも大きな理由だ。『人と亜人の共生』。今までは犯罪組織を潰して回るだけだったが、法律が制定されればより一層その未来に近づく。ミルギースの街並みの光景が世界中に広がるのだ。それは僕達にとって願ったり叶ったりな状態だ。
「それ、良いと思います」
僕はエルさんに向けてそう言い切った。
「私も。今よりも人と亜人の争いが減るなら、それが良いと思います」
ハイナもそう言った。
「確かにそうだな。そうすればDRIを立て直すのも手っ取り早い」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/2/13 5:39
白崎ライカ
アニメ、ファンタジー、剣戟アクションが好きです。
最近はノリと勢いで詩をよく書いています!
自分の好きな時に書いてるので、
不定期投稿です。
今更ですが、誤字癖があります。
温かい目で見て下さると作者は喜びます!
使用しているイラストは画像生成AIで作成したものです!
よろしくお願いします〜