願いを叶える悪魔

『ワシは悪魔や。』  仕事終わりでヘトヘトになったぼくを待っていたのは、自分を悪魔と言う珍妙な生き物だった。 「悪魔ってもっと、こう……バイ◯ンマンみたいな見た目じゃないの?」  部屋の真ん中に立つそれは、象の頭と人間の体を持つ化け物に他ならない。大きな耳に長い鼻。海外の神様に、こんな感じの奴がいた気がする。 『そないなこと言われても、生まれてこの方この格好やねん。』
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