木偶人形の破滅までの旅路

木偶人形の破滅までの旅路
・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・もう朝か。 私は起き上がり、あたりを見回す。自然に満ち満ちた樹海が私の周りを囲んでいる。 昨日雨が降ったからだろうか。湿った泥臭い匂いが鼻に通り抜ける。 しかし、木漏れ日から感じる限り、今日は晴れているようだった。 ちょうどいい。今日はレブル地区まで歩かなくてはならない。雨が降っていては体が錆びてしまう。 私は再び歩き出した。足が少し錆びついているのか、歩くたびにギチギチと嫌な音を立てている。 しかし、私は止まることなく歩き続けた。目指すはレブル地区。今日中に着いてしまいたい。
ピコ
ピコ
どーも、ぴこです