散る桜の下、墓の上で

散る桜の下、墓の上で
 桜の花びらが舞い落ちて墓場に降り注ぐ  俺は墓の上に座って、失敗に終わった人生を振り返っていた  次は今のままの自分が良いか、別の自分が良いか、と閻魔さまに聞かれたけど  同じ自分に生まれ変っても、又失敗するだけだろうな、と思うけど  別の自分だから巧く行く保証もないわけで  今の自分が嫌なわけでもないしなあ  同じ自分を生まれ変わる毎に繰り返しておれば段々と自分である事が上達したりするんだろうか?  前世はどうだったのだろう?  自分だったのだろうか?  別人だったのだろうか?
病葉
病葉
SF、ファンタジー、ミステリー、コメディが好きで、本、映画、ドラマ、どれをとっても鑑賞範囲が狭くて 自分好みな話を好き勝手に書いてます でも、読んでくれたらとても嬉しい 水瓶座 宜しくお願い致します