旧世の書庫の管理人

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3話 白銀の少女Ⅲ 1月15日 翌朝空はベッドの上で朝を迎える。 (今日は依頼あるし早く準備しないとな~) 起きようとした時、ベッドに重みを感じて起き上がることができないことに気づく。 (なんで重みが……) 恐る恐る視線を横にするとそこにはイリアが空の腕を枕にして眠っていた。 空はイリアを起こさないようにそっと腕を抜こうとするが、がっちり掴まれていて抜けない。 (起きてる?) 空はイリアを起こさないように頭を撫でると気持ち良さそうに頬笑む。
ヒューマ
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