言葉は刃

言葉は刃物となりうる。 本当だったよ。 「ゆらちゃん。わたし、もう死にたい。お願い、!1人は怖いの…一緒に…っ、」 そう言われたのは、冬休み明けの帰り道。 あまりにも突然、心中に誘われた その子は中三に入ってからずっと、私に相談をもちかけてくれた。 信用してくれているのか、泣きついてきたり、過去の話をしてくれたりと、とにかくずっと私に引っ付いていた もちろん、その子が苦しいのはよくわかっていたし 力になってあげたかった。
ゆらら
ゆらら
学生らしい持論を小説にしたり、愚痴を綺麗に書いてみたり、 なんとか自分の嫌な世の中が素敵に見える世界を作りたくて ちょっとだけ文章を書く練習をしています。