帰宅までの日々
私は銀河の中を通り抜ける。雪の空を見上げたようにいくつもの星々が降ってくる。
地球まではあと十日ほどだが、それでも長く感じる。小さな宇宙船に私一人なせいだろうか。彼氏や家族とは毎日のようにVR通話をしているが、それでも心の癒しが不足しているように感じる。きっと太陽も上らないこの空間では毎日などといった言い方は何の単位にもならないのだ。
宇宙船の中は散らかっている。彼氏には絶対見せられないほどだ。まぁ地球に着くまでに片付ければいい。そうして私はいつも通りのように後回しにする。
外では星が降り、中ではホコリが降る。やるべきことは決まっている。しかし罪悪感は感じても今はもう少しのんびりしていたい。
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文字数: 304
カテゴリー: SF
投稿日時: 2026/11/3 14:42
エーテル (短編・SS)
SF・別世界などちょっと独特な感じのショートショートをメインで書きます。
(全然別ジャンルも書くかも)
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