33話【龍治】

33話【龍治】 「りゅ、うじ……」  俺の名を小さく呟く孝弘(たかひろ)。 「……ごめ、ん。泣くつもりじゃねーのに……」  言って、孝弘は俺の手を離すと制服の袖で涙を拭った。
しん
しん
アラフィフおばばですが、頭の中は小学2年生。好きな小説ジャンルはファンタジー。魔法とか大好きです。 pixivはhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18759061