モデル(仮)
モデル(仮)
「北嶋先生、お疲れ様です。4Bデッサン画、完成ですね。午後からは、2BとBの作品もお約束どおりにお願いいたします」
そう言って星川修一は、今度はこちらに向かってやって来た。
「おつかれさまです。とりあえずお茶をお淹れしますね。そこのガウンを羽織っていただいて、お茶が済みましたら控え室でお昼休憩してください。軽食などもご用意させていただいておりますので」十七歳で裸婦画のモデルをしている添田真由は、やれやれ、まだきょうは終わらないのかと軽く自虐的な思いを心の内側にたたえた。
真由は小さな声で「あ、はい……ありがとうございます」星川に言われるまま、用意されていた厚手のガウンを小さく身震いしながら羽織った。張り詰めていた緊張が解けると同時に、どっと押し寄せてきた疲労感に気付く。絵のモデルというのは、ただじっとしているだけのように見えて、想像以上に体力を消耗するものだった。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/10/18 4:09
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
神無海 月子
初めまして。神無海(かんなみ)月子です。よろしくお願いします。美大ストーリー書いてます。