ペットボトルの逆襲

友人のペットボトルを使ってボトルフリップに挑戦した帰り道 僕が投擲したそれは美しい軌跡を描きながら地面に激突してとてつもない形へと変貌した。 その次の友人の番。彼は何を血迷ったのか勢いよく地面に叩きつけた。 −直後、キャップが破裂する 中に入っていた液体は見事に僕の制服を濡らした。 「ふざけるな」と心で叫んだ。
犬飼 拓海
犬飼 拓海
小説家になろうやカクヨムなどで執筆、投稿をさせていただいている十代前半物書きもどきです。  Noveleeでは基本的に一ページから三ページ程度で終わる超短編(主に恋愛)を投稿する予定です。どうぞご贔屓に