本屋の回り方
私は、月に1回か2回ほど本屋へ行く。
近頃は、ネット注文で家に居ながら本が届いたり、そもそも電子書籍で紙の本を持たない人もいる。だが、私は実際に本屋に行っていろいろと本を眺めるのが好きなので、本屋に行くことが多い。
といっても、私は本屋で目的の本を探すのが苦手なので、ネット注文の方があっているのかもしれないが。
それでも、本屋に行くと、思いがけない出会いがある。ずらりと並んだ本の中で、気になる装丁を見つけたり、1話だけ読めるマンガの冊子が置いてあったり。
そして、その出会いがかけがえのない作品との出会いだったりする。実際に私には、そうして出会ったかけがえのない作品がいくつかある。だからこそ、私は、本屋に行くことが好きなのだ。
私の本屋の回り方としては、目的の本をまず買って、後は気になるジャンルの本をぶらぶら見るだけ、という感じである。
ネットでは、「こういう風に本屋を回れ」とか、「プロは本屋をこう回る」などの動画を見かけることがある。私としては、「どう本屋を回ろうが、好きな本と出会えたらそれでいいやん」というスタイルなので、プロの回り方などに興味を持てない。
そして、その回り方を一定数の需要があることにも驚いた。
勉強を目的としてビジネス書を読む方は、プロの回り方を参考にするのはなんとなく分かる。だが、娯楽として本を楽しむ際には、その姿勢は必要なのかがよく分からない。
「このほうが面白い作品と出会えるんですよ!」という説もあるかもしれないが、私は自由に自分の自分が面白そうと思える作品と出会いたい。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/9/28 1:35
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。
あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。
カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。