Talking to the Moon
夜が深まり、街の灯りがひとつ、またひとつと消えていく。世界が静まり返るこの時間が、僕は一番好きで、一番嫌いだ。
ベッドの端に腰掛け、重いカーテンを開ける。そこにはいつもと変わらない、冷たくて眩しい月が浮かんでいる。僕は小さく息を吸い込み、その白い光に向かって、ぽつり、ぽつりと声を落とし始める。
「ねえ、今日はどんな一日だった?」
返事はない。ただ、静寂だけが部屋を満たしている。
昼間、近所の人たちが僕の部屋の前を通りかかる時、ひそひそと交わされる囁き声が聞こえることがある。「あいつは正気を失ってしまった」「毎晩、誰もいない部屋でぶつぶつ言っている」と。彼らは僕を哀れみ、あるいは奇妙なものを見る目で遠巻きにする。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2026/10/28 10:58
最終編集日時: 2026/10/28 11:00
刹那
高校受験控えた中学生の15歳のガキです‼️少しでも多くの人に感動を届けられたらいいな〜という思いで恋愛系の小説を投稿していきます‼️