七匹猫の始まりの物語 第六話
六 水無月梅雨
「そいえば、最近三衣達絡んで来ないね。どしたんだろ?」
昼休み。今回は隙間に入らずに、ベンチに座って弁当を食べている水月が、ふと言った。
「空先輩がいるからね。きっと怖気付いてんだよ。」
三衣の話になると、八重がクールになるのは水月も知っているのだが、今回は一段とクールだ。
「それか、空先輩に気に入られたいかだね。あいつら空先輩の事も好きだから今度はそっちで絡んで来るよ。」
水月の心配に、八重は一段と怪訝そうな顔をし、弁当を二口食べただけで巾着に包み込んだ。
「よ〜し。もう黙ってらんない。こっちもこっちで反撃するよ。水月良い案あるでしょ?」
水月は急にやる気になった八重に驚き、ポカンと口を開けていた。今まで水月が反撃しようと言うと、大抵大目に見ようよ。と水月を宥めていたからだ。
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カテゴリー: SF
投稿日時: 2025/3/1 0:27
オルカ
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