真綿で首を絞められているようだった。 呼吸をすることは出来ても、目の前は霞んでいくばかりだった。 鳥が羨ましかった、見上げることしか出来ない私にとって、目を焼くほど眩しかったから。 縄を持っている人が羨ましかった、真綿よりも固くて丈夫で、とても可哀想に見えたから。 …雨の中で貴方に出会った。貴方は私に傘をさしてはくれなかったけれど、たった2人。 鳥を眺めている時は晴れていた気がした。
だれか