崖
真綿で首を絞められているようだった。
呼吸をすることは出来ても、目の前は霞んでいくばかりだった。
鳥が羨ましかった、見上げることしか出来ない私にとって、目を焼くほど眩しかったから。
縄を持っている人が羨ましかった、真綿よりも固くて丈夫で、とても可哀想に見えたから。
…雨の中で貴方に出会った。貴方は私に傘をさしてはくれなかったけれど、たった2人。
鳥を眺めている時は晴れていた気がした。
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カテゴリー: 詩・短歌
投稿日時: 2025/12/17 23:45
最終編集日時: 2025/12/17 23:48
だれか