存在の定義 第9章 招待状Ⅱ

存在の定義 第9章 招待状Ⅱ
「凄いよ、ミユ! 初めて文字を書いたなんて、全然思えないよ!」 「私も驚きました」 「私もビックリしてるの。身体が覚えてるって言ったら良いのかな。勝手にペンが進んで……書けちゃった」  「えへへ……」と照れ笑いしてみる。  とは言え、読み書きが出来るようになったかと聞かれると、不安が残る。今後、手紙や招請などをいつ受け取るか分からない。  この機会だ、勉強をしておいた方が良い。せめて午前中の間だけでも、読み書きの練習は出来ないだろうか。
七宮叶歌
七宮叶歌
恋愛ファンタジーな連載と、ファンタジー、時々現代なSSを載せています。エッセイも始めました。 フォロー、♡、感想頂けると凄く嬉しいです♩ 他サイトでは、小説家になろう、カクヨム、NOVEL DAYSで投稿しています。 NSS、NSSプチコン優勝者、合作企画関係の方のみフォローしています*ᵕᵕ お題配布につきましては、連載している『お題配布』の頁をご確認下さい。 小説の著作権は放棄しておりません。二次創作は歓迎ですが、掲載前に一言でも良いのでコメント下さい。 2025.1.23 start Xなどはこちらから↓ https://lit.link/nanamiyanohako お題でショートストーリーを競い合う『NSSコンテスト』次回2026年1月1日開催予定です。 優勝者  第1回 ot 様  第2回 ot 様 NSSプチコンテスト 優勝者  第1回 黒鼠シラ 様