禰豆子が鬼にならない世界 三十
〜前回のあらすじ〜
蝶屋敷の縁側で炭治郎と雛子が過ごしていると、久しぶりに義勇が訪れる。雛子は嬉しそうに義勇に駆け寄り、抱っこをねだる。義勇は戸惑いながらも雛子を抱き上げ、眠る雛子を優しく見守る。不器用ながらも温かいその姿に、炭治郎たちは安心し、雛子は夢の中で義勇を「にー」と呼ぶ。かつての呼び名がよみがえり、義勇の心に静かな温もりが広がっていく――。
蝶屋敷 ―― 夜の灯り
夜になり、灯りのともった部屋の中。
雛子はまだ義勇の膝の上にちょこんと座り、眠そうに目をこすっていた。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/9/29 8:24
やみ
はじめましてやみです。空いている時間に作成してます。沢山の人が読んでくれると嬉しいです😊まだまだ初心者なので宜しくお願いします