掃除屋

私たちは掃除屋だ。 冷たい世界で同僚たちとこの身を削りながら切磋琢磨と生きている。 「おい葵、昨日俺の担当場所勝手に取っただろ!」 このうるさいやつは冥(めい)。私の同僚、体が周りより一回り大きいこといいことにすごい強情だ。 「あんたが鈍いからやったのよ、文句言うならちゃんと仕事するのね、ノロマ?」 冥に皮肉めいた笑みを向け私はさっさと去ろうとする。 「こんのあばずれが!優秀だからって俺をバカにしてんじゃねぇよ!!」 冥が私に向かって体当たりをしてきた。 「ふざけるなはあんただよ!少し体が大きい程度でいい気になんないでよ!」 冥に向かって体当たりをお見舞いしてやる。
桔梗
桔梗