碧
冬の朝は、世界から音が消える。
雪が降った翌日は特にそうだった。
誰も踏んでいない道路を、俺は一人で歩いていた。白く濁った空気が肺に入るたび、胸の奥が冷えていく。
田舎の駅前のコンビニはまだ開いていない。
シャッターの前に自転車だけが倒れていて、昨夜のまま時間が止まっているみたいだった。
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カテゴリー: 詩・短歌
投稿日時: 2026/8/23 9:55
最終編集日時: 2026/8/23 9:56
叶夢 衣緒。/海月様の猫
綺麗事が救いにならない夜の話。
正しさに置いていかれた感情と、
救われなかった青春の残骸。
優しい言葉ほど、いちばん痛い。
2023年
2月27日start
3月3日初投稿