【黑山羊文學】正体
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水蜜桃のような女だった。
艶のある長い髪はとてもしなやかで、涙で潤んだ大きな瞳には恥じらいと悦びが渦を巻いて、厚みのある柔らかな唇からは熱く色めいた吐息が漏れていた。
均整のとれた筋肉と脂肪が作り出す美しいラインが、紫と緑のビビッドな色の薄明かりに照らされて、なまめかしく隆起し、沈降する。
薄っすらと浮いた汗からは、甘い匂いがした。口に含めば、他の全てがどうでも良くなるような、魔性の味だ。
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文字数: 6176
カテゴリー: ホラー
投稿日時: 2024/1/23 14:25
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
積山 精々
"セキヤマ セイゼイ"
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