氷食症

噛んで粉々になって、噛み応えがなくなったら飲み込む。そしてまた一からやり直し これを私は毎日している いや、毎日毎時間毎分毎秒ずっとしていないと気がすまない。 家族とやらにやめろといわれてもやめられない、だってやめられるのなら最初からこんなことしない。 食べた分、腹に溜まって苦しくなるがそれでも伸ばす手と上下する顎は止まらない。 冷たい氷が害となり、私の体を冷やして蝕んでも私はそれらを噛み砕いて飲み込んだ。 昔から噛み癖があった。幼稚園生の時は、髪の毛を食べ、小学生に上がるとえんぴつの木の部分を噛み砕き、芯の部分が丸出しになるまで噛むなど噛むことがやめられなかった。
桔梗
桔梗