地平線の向こう側へ

位置についた、まだ名も知られない二等兵。 スタートの合図と同時に、俺は空へ駆け出した。飛び方なんて気にしない。ただ、雲の向こうへ急ぐだけだ。 幼さは消えていない。いや、あえて残している。 無邪気さと衝動、それが俺の武器だった。 喉は楽器。吐き出す言葉は、まだ荒削りな落書きのようで、それでも確かに何かを刻んでいく。 理想を追い、希望を握りしめ、俺は一気に潜る。 深く、もっと深く、記憶の海へ。 息が続く限界まで、沈み続ける。 そこには正しさと歪みが混ざり合った、現実の欠片が漂っていた。
zankyou
zankyou
18歳のクソガキです 似たような事ずっと書いてます でも思う事はよくあります それを忘れたくないから日記として小説を書きます。 生きた証を残したいだけです 少しでも共感してくれたら嬉しいです