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「すみません遅れました」  その言葉と共に教室へと入ってきた生徒に、教室中の視線が向けられる。 「『クォーツの至高』だ…!本物だよ…!」 「こんな近くで見んの初めてだわ…オーラやべぇ」  先程までは静かだった新入生達がざわつき、当人は自分に向けられる言葉に困ったような笑みを返した。  しかしそんな微妙な空気を気にしない性格なのか、望月遥は立花希佐に駆け寄った。 「待ってたんですよ。ほらほら、こっちに立ってください」 「まっ待って遥ちゃんまだ準備が」  無理矢理世長創司郎の前に連れられ、望月遥に「はい」と固定された。 「希佐ちゃん、挨拶を」
マイズ
マイズ
なんかの間違いでI日が50時間くらいに増えないかしら。 書きすぎるマンことマイズです。 ぼちぼち進めます。幅広く好きです。 *がついているものとショートはオリジナルです。それ以外は2次創作。 最近タスク多くて投稿出来ておりませんが頭ん中では構成練ってますのでご承知おき下さい。