Black Memory
闇に沈む。
眠りではない。夢でもない。
ただ、濃度の高すぎる闇が私の体を押し潰していく。
息をするたびに、鉄の匂いが喉を焼く。
過去の記憶が、押し寄せる波のように次々と形を持ちはじめた。
⸻
拳1個にも満たないパン一切れと緑色の液体。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/10/4 13:40
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
かつらな
現役女子高生、17歳。
かすかな痛みと夢の残り香を言葉に変えて、生きている証を綴る。