コード:ジニア 第四十話「小心者が抗う意味」

コード:ジニア 第四十話「小心者が抗う意味」
 二十五階……。  ここはまだ十六階。あともう少し。 「おじさん達、スピード上げるから、口閉じといたほうがいいかもよ!」  一応彼らに注意を促し、滑空速度を上昇させる。  羽を折りたたんで空気抵抗を少なくし、一気に上へと上昇していく。  二十……二十一……二十二……二十三……二十四……二十五!  ついに、二十五階にたどり着いた。  吹き抜け部分から地面に降り立ち、鎖で縛った男達を放り投げてトイレを探し始める。  確かこのショッピングモールはAとBという、一階に二か所のトイレがあったはず。  私は走りながら、もう一度彼らに聞こうと考えたが、一度情報を話してしまった者が再度口を割るとは考えられず、自らの足で探し出すことにした。
白崎ライカ
白崎ライカ
アニメとかファンタジーが好きで、とうとう小説に手を出してしまいました。 自分の好きな時に書いてるので、 不定期投稿です。 すごい今更ですが、誤字癖があります。どうか温かい目で見て下さると作者は喜びます! さらにさらに今更々ですが、 使用しているイラストは画像生成AIで作成したものです! よろしくお願いします〜