星を食べる塔

その塔は、夜になると空に逆さまに伸びた。 根元は雲の上、頂上は地面の奥深く――世界の理屈を嘲笑うような建物だった。 少年リオは、その塔の番人だった。 仕事は簡単で、星を渡すこと。 夜明け前、空からこぼれ落ちる小さな星の欠片を拾い、塔の扉へ入れる。 塔は星を食べ、世界の時間を回しているのだと、昔から言われていた。 ある夜、リオは気づいた。
ああああ
ああああ