アンコールの先に
夜の東京ドーム。観客の歓声がまだ耳に残る中、私は座席にぽつんと座っていた。干され席。推しの山田涼介くんは、ステージの向こうでライトに照らされている。
「涼介…!」
思わず叫んだ声は、まるで小石が湖面に落ちるように、彼の目に届いた。
次の瞬間、彼は真顔のままこちらを見つめ、そして笑った。
グーを出して、ワイパーもしてくれた――他の誰にも見せない笑顔。
その日から、私たちの距離は静かに変わった。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2026/2/15 14:07
最終編集日時: 2026/2/15 14:14
稟苺
小説を書いています。
短編・恋愛・幻想ファンタジー中心。
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