手
登場人物
鬼 名はウミウシ ただの釣り人。
金の日の夕刻、美しい夕日が沈んでいくノスタルジックな地獄の浜辺に、何かを掴もうと彷徨い、もがく腐った呪いの毒手。
その手は心である本体から何者かの手により無惨に千切られた手。
その手を鬼は見て思う。
『もう神、いや、悪魔さえ、救う事は出来ないだろう』と。
心の無い者は悪魔にさえ救う価値も利用価値も無く、死すらない、即ち完全なる生塵である。
鬼は「いや〜釣りとは、暇人には本当に良いものですねww」とカラカラ笑うと竿を仕舞い、その触手を後にしたのだった……。
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カテゴリー: お題
投稿日時: 2026/5/19 7:29
最終編集日時: 2026/5/24 7:10
仙 岳美
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