エマ・ガルシア

エマ・ガルシア
 まだゲームの序盤、それも処刑の時間とも夜の四時間とも遠い夕方の六時だと言うのに、青年の館の観戦エリアは賑わいを見せていた。 「あの子ったら……」  アーマー・チェイスという、息子を心配そうに手汗をかきながら見つめる貧相な中年女性の姿もそこにはあった。 「しかしケビンとアーサーが観れるなんて今回の青年の館はすげー豪華だな」  最前列の若い男は目を光らせながら呟く。
みかん
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人狼ゲームを書いています 伏線が大好きです