かき氷を君に
「バンっ!!」
僕が後ろ見た時には既に遅かった。
僕の背後にいた後輩が滑り込んでいたが、惜しくもボールはバウンドしてしまった。
ボードには「25」の数字が刻まれてる。
夏のバレーボール大会。
初戦から優勝候補の高校と熱戦を繰り広げて初戦を突破。いわゆる僕のチームは番狂わせとなるゲームを作ったのだ。
その勢いのまま準決勝まで辿り着いた。
僕の高校では歴代最高の成績になる。
試合は2セットを先取した。ただ相手は3セット目から目を色を変え、戦ってきた。1セット取られてから相手の勢いの渦にのみ込まれ、最終セットの6セット目。23-25のスコアで敗退した。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2022/7/22 8:23
最終編集日時: 2022/7/22 8:24
navi
是非読んで頂けると、大変光栄です。
辛口でも、優しいコメントでもください。