存在の定義 第9章 招待状Ⅲ

存在の定義 第9章 招待状Ⅲ
 この世界の文字は、アルファベットを崩したローマ字のような文章だった。文字さえ覚えてしまえば、文の構成などはこちらのものだ。アレクに書いてもらったアルファベット表と睨めっこしながら、文章を綴ってみる。 「これ、読める?」 「ん? 貸して?」  苦心しながら書いたそれを、クラウに預けてみる。 「みんなを動物に例えると、クラウは犬。……俺、そんなに犬っぽい?」
七宮叶歌
七宮叶歌
恋愛ファンタジーな連載と、ファンタジー、時々現代なSSを載せています。エッセイも始めました。 フォロー、♡、感想頂けると凄く嬉しいです♩ 他サイトでは、小説家になろう、カクヨム、NOVEL DAYSで投稿しています。 NSS、NSSプチコン優勝者、合作企画関係の方のみフォローしています*ᵕᵕ お題配布につきましては、連載している『お題配布』の頁をご確認下さい。 小説の著作権は放棄しておりません。二次創作は歓迎ですが、掲載前に一言でも良いのでコメント下さい。 2025.1.23 start Xなどはこちらから↓ https://lit.link/nanamiyanohako お題でショートストーリーを競い合う『NSSコンテスト』次回2026年1月1日開催予定です。 優勝者  第1回 ot 様  第2回 ot 様 NSSプチコンテスト 優勝者  第1回 黒鼠シラ 様