手探り

手探り
夏の夜はいつも光っている。 夏の初め6月の夜、無数の光が宙を支配する 夏の終わり8月の夜、無数の光が宙に散る。 花のよう散るその光を人は花火と呼び 6月には蛍と呼ぶ。 そもそもの話、夏は19時でも明るい。 それでも日は暮れ暗い夜が訪れる。 月すらも頼りなくなる真夜中に1人 ドアを開ける。手探りの時間が訪れる その時間は妙にシリアスでエモくて
あきら
あきら
17歳高校生 書きたい時書く